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02 動物の視点

バイオロギングで実現する海洋生物と人の持続可能な共生社会

海洋動物に装着したセンサが集める高解像度の行動・環境データを、リアルタイム配信できるインテリジェントプラットフォームで運用。気象庁モデルへの提供を含む防災・予報の高精度化に資する。

01 — 概要

取り組みの全体像

海洋動物に装着した小型データロガーが集める行動・環境データを、世界共通フォーマットで共有・解析・配信する バイオロギング・インテリジェントプラットフォーム(BiP) を中核に、研究・教育・防災・産業への社会実装を進めています。

令和7年度の主な成果

  • プラットフォーム拡充 — 国内外14社32機種に対応。加速度データからオオミズナギドリの飛翔モードを自動分類するプラグインを実装し、Movebank との相互連携の基盤も整備しました。
  • 科学的知見 — アカウミガメ雄16個体の回遊経路解析から、三陸沿岸海域が成長期の重要海域であることを示しました(Fukuoka et al. 2026)。
  • 社会実装 — 四国水族館「バイオロギング展」(来場者149,500名)への企画協力、特設サイト BiPミュージアム海の動物たちの大冒険 を公開。アクティブユーザー数は2023年9月の522名から2025年12月の7,122名へと拡大しました。

今後の展望

気象庁モデルとの連携による海洋上の風データ活用、洋上風力発電アセスメント等への提供を通じて、防災・産業の現場で使われるデータ基盤へと発展させていきます。